お知らせ

2020年02月25日

観葉植物の仲間~シダ・ソテツの仲間㉑~

コロナウイルスが心配な毎日ですが、皆さんどのような対策をしていますか?

こまめな手洗いうがいが大切です!

頑張って予防しましょう!

 

それでは今週もご紹介します。

●トラデスカンチア

 アメリカ大陸に約60種を産する常緑の多年草、または宿根草です。ムラサキツユクサもこの仲間です。観葉としては白色の花を咲かせるトランデスカンチア・アルビフローラや、紫桃色の花をつけるトランデスカンチア・フルミネンシスなどが栽培されます。いずれも茎が匍匐し、吊り鉢などに仕立てられます。

管理のポイント

 アルビフローラの緑葉種は戸外で半野生化しているが、概して耐寒性が強く、耐陰性も強いです。一部の多肉質の葉を持つ種類は乾燥にも強いです。明るい室内、あるいは戸外に置くが、夏は直射を避け、冬は室内で乾燥ぎみに管理します。

●ゼブリナ・ペンジュラ

 別名:ワンダリングジュー、ハカタカラクサと呼ばれます。メキシコ原産の観葉植物です。常緑の多年草で、茎は横にはいます。茶裏は全面紫赤色で、表は紫地に銀白色の模様を伴います。花は茎の先端につき、6~7月に3弁の紫桃色の花を咲かせます。園芸上はトランデスカンチアと呼ばれ、混同されることも多いが、正しくは別属の植物です。

管理のポイント

 きわめて丈夫で、さまざまな環境によく順応します。すなわち、戸外の強光や室内の弱光に耐え、乾燥に強く、冬も凍らない程度の温度で越冬する。高温時であれば挿し木後1種間ほどで発根します。

●ブライダルベール

 別名タヒチアン・ブライダルベールと呼ばれ、メキシコ原産の観葉植物です。多数の細い茎に、長さ3~5cmの葉が密につきます。葉の表は濃い緑色だが、裏側は赤紫色を呈します。茎の先端の集散状の花序に小さな白い花を咲かせ、ちょうどベールをかけたような雰囲気があるのでブライダルベールと呼ばれます。吊り鉢などで流通する、人気の高いかんようです。

管理のポイント

 丈夫な観葉で、明るい室内や半日陰で管理します。よくある失敗は「過湿による蒸れ」で、よく茂った株ほど風通しの良い場所に置かなければなりません。施肥特に必要なく、水やりは多すぎないように注意します。

●カレッシア・レペンス

 中南米原産の観葉植物です。葉色などはブライダルベールに似るが、かたい雰囲気から人気はいまひとつです。葉はやや多肉質で、1cm弱と小さく、水滴形で葉先がとがります。節間は詰まってこんもりと繁茂します。3号鉢程度のミニ観葉から6号の吊り鉢まで、さまざまなサイズで流通します。斑入り品種も栽培されます。

管理のポイント

 感想と強光に耐えます。室内の弱光にも耐えますが、水が十分にあると節間が間延びして軟弱に育ちます。明るい室内に置いて、乾燥ぎみに水やりするのが姿よく育てるポイントです。凍らない程度で越冬します。繁殖は春から秋の挿し木によります。

 

次回はシダ・ソテツの仲㉒の紹介をします。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.132~p.136

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