2019年07月09日
先週と今週は晴れの日がなく曇りや雨が続いていますが、そろそろ晴れた空が見たいですね(^^;)
気温も熱い時もあれば、寒い時もあるので、皆さん風邪をひいてませんか?
体調管理にはしっかり気を付けてください('◇')ゞ
それでは今週は先週に引き続きふやし方についてご紹介します。
●発根剤
さし穂を土などにさすと、さし穂の体内でオーキシンなどの物質がつくられて切り口に集まり、発根組織をつくり出だすと考えられています。市販の発根剤や発根ホルモンなどは、これらの物質を人工的につくり出すもので、さし木する際に切り口に塗ると、発根作用を早めたり、発根本数をふやす助けになります。発根しにくい種類をさし木する場合や、これまでに失敗している場合などは、発根剤の使用をおすすめします。
●置き場
さし穂は切り花と同様、切り口から水分の補給をしてしおれるのを防いでいます。直射日光下では蒸散作用が活発になりすぎ、根が活着するまでに枯れてしまうので、寒冷紗などで遮光する必要があります。といっても、まったくの日陰に置けば、蒸散作用が少ないためしおれませんが、発根ホルモンの生成と発根作用は遅れます。したがって、日中は少し茎葉がしおれ、夜は再びシャキッとするくらいの日除け加減が最適で、遮光は50%~70%にすればよいことになります。
次回はふやし方③についてご紹介します。
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参考文献
・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物
監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会 p.148