2019年11月05日
とうとう11月になりましたね!
1年もあと少し、そろそろ大掃除をしないとダメかな?(;・∀・)
皆さんはいつ頃から掃除を始めますか?
さて、今週もご紹介します!
●トパーズプリティー
この仲間は常緑の着生植物で、熱帯アメリカに13種自生します。樹上生活するアリが、この果実を好んで巣に運び込むため、アリの巣の周辺に生えることが多いです。鉢物として出回るのはコドナンテ・グラキリスと呼ぶ種で、枝は細く長く垂れ下がり、葉は光沢があり、肉厚です。花は小さく白色でオレンジ色の液果を結びます。
管理ポイント
鉢土の乾燥には比較的強いが、湿度を高めに管理した方が生育が良いです。枝は長く、ときには数十㎝になるので、吊り鉢に仕立てます。できるだけ日に当てて育てるが、冬は室内に取り込みます。繁殖は挿し木で容易です。
●エピスキア
熱帯アメリカの林床や岩上に自生し、6種を含みます。多くの園芸品種が作出され、葉や花の美しい種類が多いが、鉢物として流通する種類はまだ少なく、今後が楽しみな植物です。ユキノシタのように匍匐枝を伸ばしてその先に子株を生じ、株立ちになります。開花は夏から秋になります。従来からレースフラワーバインも同属とされるが、最近の学説で別属とされます。花期は周年です。
管理ポイント
高温多湿を好み、冬越しも10℃以上ほしいところです。夏の強光は葉焼けの原因にもなるので、明るい室内または戸外の半日日陰に置き、乾燥を避けて霧吹きや水やりを行います。
●コルムネア
熱帯アメリカに役160種が自生する着生のツル植物です。花の美しいものが多く、植物園ではたくさんの種類が栽培されるが、一般に入手できるのは数種類です。多くの交配種があり、ツルが長く伸びるスタバンガー、黄花のマーキュリー、赤花のアポロなど、いずれも四季咲き性が強く、栽培も多いです。
管理ポイント
高温多湿、半日陰を好みます。夏は葉焼けしやすいので半日陰または室内で管理し、冬は10℃程度を保つよう保温に努めます。また、高温時の水やりは葉にかけないようにして午前中に行いましょう。
●ネマタンツス
別名ヒポシルサといいます。旧属名のヒポシルサで呼ばれることが多く、昔は花の形から金魚の木とも呼ばれました。南米に30種を自生する着生の亜低木で、古くから鉢物で流通するネマタンツス・グレガリウスはやや多肉質で光沢があります。最近は、花がより大きな枝変わりや、写真のゴールデンウエストなども見かけます。
管理ポイント
高温多湿を好むが、水切れには比較的強いです。葉に冷たい水をかけると葉焼けのようなシミを生じやすい(イワタバコ科に共通の特性)、水やりは株元に行います。耐陰性は強く、繁殖もさし木により容易です。
次回はシダ・ソテツの仲⑧の紹介をします。
グリーンレンタルの問い合わせは株式会社アールエスエスまでお問合せ下さい。
お待ちしております!
参考文献
主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑
編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行
p.41~p.45