2019年11月12日
少しずつ肌寒くなってきた気がします(*´ω`*)
みなさん風邪をひかないように気を付けてくださいね~
私は風邪対策に手洗いうがいを始めました(^^)/
それでは今週もご紹介します。
●オカメヅタ
別名カナリーキヅタと呼ばれます。カナリー諸島北アフリカ原産です。常緑、耐寒性のツル植物で壁面緑化やグランドカバーに利用も多く、吊り鉢や、ヘゴづけにされた鉢物も多数出回っています。壁面やヘゴなどに接する茎からは気根を出します。俗にシロオカメと呼ばれるフイリオカメヅタ(フイリカナリーキヅタ)は特に美しく人気が高い植物です。
管理ポイント
戸外で冬越えする丈夫な植物ですが、日当たりがよく乾燥の激しい場所では育ちが悪いです。特にフイリオカメヅタは、やや湿りけのある場所を好み、半日陰で育てると葉の色つやがよくなります。
●ヘデラ・ヘリックス
別名セイヨウキヅタ、アイビー、イングリッシュアイビーなどと呼ばれています。欧州、西アジア、北アフリカ原産です。日本に自生するフユヅタに酷似するが、新梢が有毛である点で区別できます。斑や葉形の違い、枝の伸び、分枝の多少などたくさんの品種があり、日本にも100品種以上が導入されています。ピッツバーグやグレイシャーは最も栽培が多く、鉢物のほか切り花やグランドカバーとして利用も多いです。
管理ポイント
耐陰性、耐寒性が強く、室内、屋外を問わずたいへん丈夫だが、強光は避けます。繁殖は挿し木です。そのほかはオカメヅタに運じます。
●ファトスヘデラ
ヤツデ(ファトシア・ジャポニカ)とヘデラ・ヘリックスとの交配によって生まれた属間交雑種で、ファトスヘデラの名前は2つの属を合わせたものです。耐寒性の常緑、半ツル性植物で、わが国で栽培されるのは普通種と斑入り品種、葉に光沢がある品種光輝ファトス程度だが、欧州にはほかいにいくつもの品種があります。
管理ポイント
若木ではツル性だが成木になると株立ちになり立ち上がります。耐寒性や耐陰性は強いが、乾きやすい土では育ちが悪く、ハダニなどの虫害も受けやすいです。半日陰で元気に育ちます。明るい室内に置いて、水切れに注意です。
●オキザリス・トリアンギュラリス
別名インカノカタバミと呼ばれます。オキザリス属は南米と南アフリカを中心に、世界中に約500種が自生する、草本または亜低木です。花の美しい種類は花壇や鉢物にされ、葉の美しい種類は観葉植物として利用されます。本種は近年導入されたものだが、葉色が紫色の種類のほか、銀葉種と青葉種があります。さらに球根性です。
管理ポイント
強い日差しを好み、乾燥に強くたいへん丈夫な植物になります。温度が15℃以上あれば花は周年咲き、冬に温度が下がると地上部を枯らして球根で越冬します。よく分球するので、繁殖は球根でします。
次回はシダ・ソテツの仲⑨の紹介をします。
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参考文献
主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑
編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行
p.46~p.52