お知らせ

2019年12月17日

観葉植物の仲間~シダ・ソテツの仲間⑬~

もうすぐお正月ですね!(*''ω''*)

皆さんはお正月、何をしますか?

私はゆっくりお散歩でもしようかと思っています( ̄ー ̄)

今から楽しみですね

 

それでは今週もご紹介します。

●ストロマンテ

 昭和50年代に導入された比較的新しい植物で、当初からクテナンテ・クメリアーナの名で流通していますが、正しくはウラベニショウなどと同じストロマンテ属のようです。種小名や原産地は不祥です。茎が長く立ち上がり、その先端に高芽のように葉をつけ、同じ位置から花序を伸ばして花をつけます。草丈は大きなもので2m近くまで育ちます。

管理のポイント

 耐陰性が強く、室内の弱い光にも耐えるが、明るい窓辺に置き、ときどき日光浴をさせるといいです。年に一度、ひとまわり大きな鉢に植え変えます。繁殖は株分けか、高芽を取って挿し木を行います。

●マランタ

 マランタ属は別名クズウコン属と呼ばれます。この仲間の1種クズウコンは西インド諸島で広く栽培され、根からクズ粉を取るが、わが国での栽培は少ないです。マランタ・エリスロネウラのいくつかの変種が観葉植物として栽培されます。茎は細く、はうようにして広がり、葉は表面に美しい模様があり、裏は濃い紫色です。花は小さく観賞価値に乏しいです。

管理のポイント

 高温多湿を好み、半日陰や明るい室内で管理します。越冬は最低でも10℃程度必要で、冬は暖房の効いた部屋に置いて保湿に努めるが、水やりは控えめにします。繁殖は高温期に株分けを行います。

●フィカス・プミラ

 別名オオイタビと呼ばれます。ベトナム北部から東アジア、日本原産の植物です。我が国の暖地に自生するオオイタビです。幼樹と成樹の葉は形などが全く異なり、素人目には別種に見えるほどです。気根を無数に出して壁面などに付着してよじ登り、壁面緑化にも利用されています。幼樹タイプはもっぱら鉢物にされ、青葉種や数タイプの斑入り品種が出回ります。

●ペペロミア・オブツシフォリア

 熱帯アメリカ原産の植物です。やや多肉質の茎葉を有する半ツル性の植物です。成株では茎長2mを超えるほどに伸びるが、通常は数十㎝止まりです。葉はほぼ円形で光沢があります。吊り鉢やヘゴづけにされます。緑葉種をアオペペの俗称で呼ぶほか、キフペペロミアなどいくつかの斑入り品種が栽培され、ペペロミア属を代表する種類です。

管理のポイント

 最も多い失敗は、過湿による根腐れです。十分な光と温度がある場合はたっぷりと水やりするが、光や温度が不足する環境では、多少乾かしぎみの管理が好ましいです。繁殖は高温時の挿し木が容易です。

 

次回はシダ・ソテツの仲⑭の紹介をします。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.78~p.83

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