2019年12月24日
今年の更新はこれで最後になります(*^_^*)
今年もお世話になりました!
来年も宜しくお願いします。
良いお年を!
良いクリスマスを!
それでは今週もご紹介します。
●ペペロミア
熱帯および亜熱帯を中心に約100種が知られ、コショウ科を代表する属です。多くは多肉質の小型の着生植物で、表皮の下に水を蓄える組織があり、乾燥に耐えます。ペペロミア・カペラータやペペロミア・グラベラ、ペペロミア・アルギレイアなど、多くの種類が吊り鉢やミニ観葉として出回っています。
管理のポイント
室内の乾燥した空気や弱い光によく耐える丈夫なインドアグリーンです。明るい室内だけではなく、乾燥ぎみにすると弱い光にも耐えます。乾かしぎみにして冬越しし、高温時に射し木または株分けで繁殖します。
●クワズイモ
別名グリーンパラソルと呼ばれます。インド東北部から中国、日本南部、フィリピン諸島原産になります。イモ状の偽茎が立ち上り、その先にサトイモに似た大きな葉が展開します。偽茎の部分が食べられないところからこのこの和名があります。沖縄などの九州以南の島々に自生があり、地上部を切り取り、鉢植えにしたものが出回ります。九州や沖縄に生産が多いです。
管理のポイント
地上部が重く安定が悪いので、鉢カバーに重いものを選ぶなどして倒れないようにします。耐寒性や耐陰性に優れ、水切れにも強いです。ときどきは戸外に出して葉についたほこりをシャワーで洗い流すといいです。
●アロカシア
東南アジアに約70種の自生があります。一部の種類は食用にされますが、えぐ味の強いものが多いです。野生種のほか種間交雑種もあり、葉形や葉色など変化に富み、観賞価値が高いものが多いです。鉢物で流通するのはアロカシア・ロンギローバやアロカシア・アマゾニカなど数種類だが、植物園などでは多くの種類が栽培されています。
管理のポイント
高温性で、夏場に生育が盛んで、生育期間は5~10月までになります。晩秋には水やりの回数を徐々に減らして、できるだけ暖かな場所で冬越しします。葉を付けた状態で15℃以上、休眠状態で10℃以上はほしいです。
●アンスリウム・アンドレアヌ
別名オオベニウチワと呼ばれます。コロンビア、エクアドル原産の観葉植物です。アンスリウム属は600種をかかえる大きな属で、以前はアンスリウム・マグニフィクムなどの美葉種も鉢物で流通しました。現在入手できるものは数種類だが、この種類は生産が増えつつあり、花の大小や花形などの多くの品種が生種・導入されています。
管理のポイント
冬越しに15℃以上を必要とする高温性の植物です。強い日ざしを嫌い、空気の乾燥に長くさらされると生育が悪くなります。明るい室内に置いて、保湿に心がけましょう。
次回はシダ・ソテツの仲⑮の紹介をします。
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参考文献
主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑
編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.84~p.91