お知らせ

2020年01月21日

観葉植物の仲間~シダ・ソテツの仲間⑰~

風邪が治りました(*^_^*)

十分に休んだからでしょうか!

調子が悪くなったらみなさん休みましょう!

 

それでは今週も紹介します。

●フィロデンドロン

 フィロデンドロン属は熱帯アメリカに約500種を産し、多くはツル植物です。一部の種では果実を食用や薬用とするが、有毒の種類もあります。たくさんの種類が栽培され、また雑種起源の園芸品種も多く、葉の形や色など変化に富みます。マレービューティーやシルカバラは近年の導入です。

管理のポイント

 概して丈夫な種類が多いが、斑入り品種などは夏の強光や冬の寒さに若干弱く、多少の保護が必要です。ふつうは明るい室内に置いて、冬は水やりの回数を減らします。

●スパティフィラム

 別名ササウチワと呼ばれます。マレーシアからソロモン諸島にかけて1種、熱帯アメリカに36種を産する常緑の多年草です。仏炎苞はふつう白色で、花つきがよく、たいへん丈夫で管理しやすいことから一世を風靡しました。いくつもの品種があります。スパティフィラム・フロリブンドムは小型の芳香種です。

管理のポイント

 耐陰性と耐寒性の強さが特徴です。しかし、花を見ようとするなら明るい室内を置き場とし、ときどき日光浴をさせ、同時に置き肥や液肥などを施して株の充実をはかることが大切です。5℃程度で冬越し可能です。

●フィロデンドロン・セロウム

 別名ヒトデカズラと呼ばれます。ブラジル南部原産です。生長は遅いが、古株では茎が高く立ち上がり、成葉は長さが1mを超えて羽状に深裂します。立ち上がる茎には葉の跡が密に残り、多くの気根を下げます。いくつもの園芸品種があるが、日本では特に区別されていません。多くはタネから育てた幼株で流通します。

管理のポイント

 空気の乾燥や室内の弱い光にもよく順応するが、そのような環境下でもハダニなどが発生しやすくなります。これらの害虫には簡便な薬がないので、霧吹きなどで葉裏に葉水を与えることで予防するのがベターです。

●フィロデンドロン・スカンデンス・オキシカルジウム

 メキシコ東部原産の観葉植物です。明るい色彩のポトスと対比されることが多く、濃い緑色の葉は多少地味ではあるが、耐寒性や耐陰性に優れているので古くから重要な観葉植物とされてきました。最近は黄金葉の品種”ライム”が登場し、明るい色彩と光沢のある葉に人気が高まっています。

管理のポイント

青葉品種はポトスに比べて耐寒性などははるかに丈夫で、耐陰性も強いが、”ライム”は暗い所に置くと品種本来の色が出にくいので、明るい室内に置いて、順調な生育をはかります。また、葉が古くなると、緑色が濃くなります。

 

次回はシダ・ソテツの仲⑱の紹介をします。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.104~p.109

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