お知らせ

2020年01月28日

観葉植物の仲間~シダ・ソテツの仲間⑱~

もう1月も終わりですね(*^_^*)

時間が経つのが早すぎます!

今年もこんな感じで早く過ぎますね~

 

それでは今週も紹介します!

●モンステラ・アダンソニー

 別名ヒメモンステラと呼ばれます。熱帯アメリカ原産の観葉植物です。園芸上で単にモンステラと呼ぶとモンステラ・デリシオーサあるいは本種をさします。この2種はよく似ているが、デリシオーサの葉が左右相称であるのに対し、本種は非相称であり、また葉がひとまわり小さく密につくなどの特徴があります。草姿が整いやすく、鉢物は本種が多いです。

管理のポイント

 好ましい環境下では盛んにツルを伸ばして葉も大きくなるが、光が不足したり低温には生長が著しく鈍る。ときどきは戸外に出して葉についたほこりを洗い流します。病害虫ではカイガラムシを目にする程度です。

●モンステラ

 モンステラ属は熱帯アメリカに22種を産します。他物によじ登るツル性の着生植物で、多くは大型で、たくさんの気根を長く垂らします。マドカズラなどのように、多くの種で葉は羽状に深裂、あるいは穿孔を有します。なお、属名はラテン語のモンストムルに由来し、大きな葉や長い気根などの姿にちなんだ命名です。

管理のポイント

 ヘゴ棒などによじ登るツルは節間が詰まり徐々に葉を大きくするが、垂れ下がるツルは節間が延びて葉が小さくなります。吊り鉢では切り戻して姿を整えます。耐陰性は強く、乾燥ぎみにして室内で冬越しさせます。

●ホマロメナ

 ベネズエラ原産の観葉植物です。小型の非耐寒性常緑草本です。茎は短く直立して、葉は倒卵状長楕円形で開出し、長さ20cm程度のものです。表面には深緑の地に墨を流したような不規則な形の斑模様が入ります。株を傷つけると切り口から芳香がただよいます。あまりなじみのない植物で、鉢物の流通も少なく、ときどき植物園に植えられる程度です。

管理のポイント

 高温多湿を好み、半日陰で生育がよいです。明るい室内に置いて、ときどき霧吹きなどを行い、保湿に努めます。やや高温性で、冬越しもできれば15℃以上、乾燥ぎみに管理しても10℃以上はほしいです。

●ポトス

 別名オウゴンカズラと呼ばれます。ソロモン諸島原産の観葉植物です。常緑のツル植物で、ふつうは幼葉を観賞します。成株では葉長が60cm以上になり、モンステラのように深裂し、ツルが10mを超えて、着生する気を覆いつくすほどです。園芸上は旧属名で呼ばれ、いくつかの品種があり、世界中で最も多く栽培されます。

管理のポイント

 長く観葉を代表する植物であるが、その秘密は葉色の美しさと丈夫さにあります。耐陰性が強く、5℃以上あれば越冬するなど耐寒性もほどほどの強さを持ちます。理想の置き場は明るい室内です。繁殖は挿し木が簡単です。

 

次回はシダ・ソテツの仲⑲の紹介をします。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.110~p.116

 

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