2020年02月18日
少しずつ温かくなってきましたね(*^_^*)
朝がもう少し温かくなってくれれば嬉しいですが、まだ温かくなる気配はありません・・・
温暖差があるので、みなさん気をつけてくださいね!
それでは今週もご紹介します。
●レックスベゴニア
アッサム地方原産のベゴニア・レックスを中心に交配・育種された園芸品種群の総称です。鉢物では実生系品種の”カラービジョン”の栽培がほとんどだが、栄養繁殖系の品種は数百品種があるといわれ、葉の美しい品種が多くあり、葉の基部が渦巻き状になるものなど、葉形によっていくつかの系統に分けます。花は概して目立ちません。
管理のポイント
強度の水切れや空気の乾燥を嫌い、そのような管理下では葉が白味を強くし、生育が衰える。またハダニなどの害虫も発生しやすいです。適度の水やりと、ときどきの葉水が有効です。繁殖は葉挿しが容易です。
●木立ち性ベゴニア
直立する茎を持ち、球根を形成しないベゴニア類です。枝が多数に分かれて叢生し大きな花序を下げるタイプ、地下茎から矢竹のような茎を伸ばすタイプ、茎が長くツル状に伸びるものなどがあります。欧州では矢竹タイプのものに叢生種を高接ぎし、スタンダード仕立てにしたものもあります。概して花の美しいものが多いです。
管理のポイント
生長期は5~10月です。半日陰を好み、明るい室内に置きます。空気の乾燥や長期間の水切れは生育を悪くします。梅雨時や秋口にうどんこ病が発生しやすく、雨に当てないことが大切で、風通りをよくして予防します。
●アルピニア
別名ゲットウ(月桃)と呼ばれます。東アジア原産の観葉植物です。アルピニア属はアジアの暖帯や太平洋諸島などに250種ほどが分布します。観賞用に栽培されるほか、根茎を薬用にするものなどがあります。その中で鉢物に多く利用されるもはゲットウの黄色の斑入り品種キフゲットウです。草丈は1m前後から2mまであります。
管理のポイント
半日陰を好み、耐寒性が強いので古くから観葉植物に利用されてきました。主産地の八丈島では戸外のフェニックスの下草として栽培されます。用土は粘土質を用い、2年ごとに植えかえします。繁殖は株分けです。
●チャラン
中国原産の観葉植物です。日本でも古くから栽培される常緑低木です。若木は草本状だが、古株では茎が木質化しています。葉はお茶に似て、葉脈がシワのように落ちくぼみ、光沢があります。花にはお香に似た香りがあります。茶蘭の和名も、お茶に似て蘭のような高貴な香りを有することに由来します。山野に自生するヒトリシズカなどと同属です。
管理のポイント
ふつうは明るい室内に置いて管理しますが、耐陰性強く、北向きの窓辺程度の明るさで十分生育します。強光に当てると葉焼けしやすいので、軒下などに吊るす場合は西日を避けてください。室内で冬越しします。
次回はシダ・ソテツの仲㉑の紹介をします。
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参考文献
主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑
編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.126~p.131