お知らせ

2021年01月06日

観葉植物の仲間~パイナップルの仲間②~

最後の投稿からだいぶ時間が経ちましたが、また今年から再開します!

毎週水曜日更新を目指して頑張ります(*'ω'*)

 

今週紹介する植物は「グズマニア・マグニフィカ」「グズマニア」「グズマニア②」の3種です。

 

●グズマニア・マグニフィカ

 グズマニア・リングラータの変種ミノールと同じく、カーディナリスとの交配で生まれました。株は直径30~40㎝、20㎝弱の花茎に整った花序をつけます。似たような品種はいつもあるが、外側の苞は整然と並んで赤く色づき、内側の白い苞とのコントラスト美しいのが特徴です。斑入りなどいくつかのタイプがあります。

 管理のポイント

 花後に生じる子株を分けて育てるが、小型種で生育も盛んであり、他の種類に比べて花を咲かせるまで年数はかからない(1~2年)冬を除いて筒状部に水をため、鉢土にも潅水します。置き場は明るい室内や戸外の半日陰が好ましいです。

●グズマニア

 欧州では最近グズマニア類の育種が盛んです。その交配経緯は明らかではないですが、おそらくはグズマニア・リングラータを中心に交配されたものと思われ、さまざまな色彩、形状の品種が誕生しています。わが国への導入は最近だが、それを契機に、アナナス類が見直されつつある。従来のものに比べて花(花序)が大きく、色彩も豊かです。

 管理のポイント

 やや大型の種類であり、開花するまでに期間がかかります。強い光に当てると葉焼けしやすく、明るい室内や半日陰で管理します。水やりは筒状部と鉢土に行い、初夏のころに置き肥を与えると生育も速い。

●グズマニア②

 熱帯アメリカに128種を産する、着生あるいは地生のアナナス類です。葉は刺がなく、ふつうは葉ロゼット状について基部を抱き合います。花はさまざまな形状を示すが、多くは花茎を有し、苞が色づき目立つものが多いです。アナナス類は属間交配も一部に可能だが、本属ではフリーセア属との交雑が知られます。

管理のポイント

 葉の基部の筒状部に水を入れておけば、鉢土への水やりは少なめでも良いです。花が咲き終わると、しばらくしてから株元に子株を生じるが、高さが20㎝を超えたころに切り離して株分けします。または、そのまま育てて株立ちにしてもいいです。

次回はパイナップルの仲間③を紹介します。

 

グリーンレンタルの問い合わせは株式会社アールエスエスまでお問合せ下さい。

お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.172~p.177

 

前に戻る

このページの先頭へ