2021年02月17日
今週リビングルームに置くと良い観葉植物について紹介します。
●コーヒーノキ
熱帯アフリカ原産の植物です。この仲間は旧世界の熱帯に約40種を自生し、その中の数種がコーヒー豆を得るために栽培されます。本種はラテンアメリカを中心に最も多く栽培され、鉢物で流通するものもほとんどこの種類です。芽出ししたばかりのものをミニ観葉とし、また大きな鉢に育てたものが流通します。高さが1mを超えるころから白い花を咲かせ、赤い実を結びます。
管理のポイント
耐寒性も思いのほか強く、5℃程度で越冬可能です。また耐陰性も強く、多少窓から離れたところでも問題なく生育します。病害虫ではワタカイガラムシなどがつきやすいです。
●ツピダンツス
インドからコンボジア原産の観葉植物です。シェフレラの仲間と同じように光沢のある掌状複葉ですが、葉や樹形ははるかに大きいです。自生地では樹高10mとなる中木で、若木ではほとんど分枝しません。大型の観葉植物で、鉢物では主に10号鉢で流通し、高さ2m弱、葉張りは80~100cmにもなります。天井の高い広いスペースに利用したい種類です。
管理のポイント
長く室内に入れておくと葉が下がりぎみになり、生育も緩慢になるが、その状態を長く保ち、丈夫です。水は土の表面が乾いたころに与え、ときどきは戸外に出して、ほこりを洗い流すように葉水を与えます。
次回はリビングなどに置くと良いおすすめの観葉植物②について紹介します。
グリーンレンタルの問い合わせは株式会社アールエスエスまでお問合せ下さい。
お待ちしております!
参考文献
主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑
編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行p.202~p.203