2019年03月26日
先週は暖かくなったと思ったら寒いくなったりと服装に困る一週間でしたが、今週も同じ一週間になりそうです。
ちらほらと桜が咲いているのを見ると春を感じますね!
満開予定日は3/29です。これからとても楽しみですね(*‘ω‘ *)
それでは今週は先週の続きで、熱帯地方の特徴と亜熱帯地方の特徴をご紹介します。
熱帯地方とは、赤道を中心に南北両回帰線に挟まれた地帯です。気候的には年平均気温が20℃以上、または最寒月の月平均気温が18℃以上の地域をいいます。そのため、月平均気温の差が少なく、昼と夜の長さが年間通してほぼ等しくなります。熱帯でもマレー半島やアマゾン河流域など赤道に近い地域は、年間通して雨が多く、フィカス(ゴムノキ)などのクワ科、アグラオネマ、フィロデンドロン、ディフェンバキアなどのサトイモ科、エクメア、チランジアなどのパイナップル科など、多くの種類の原産地です。
同じ熱帯でも雨季と乾季がはっきりしているミャンマー(ビルマ)からインドシナにかけて、インド中央部、アフリカ中央部、ブラジル東部やベネズエラなどの地域などには、アローカシアやカラジュームなどのサトイモ科のものや、カラテア、マランタなどのクズウコン科、サンスベリアなどのリュウゼツラン科などの種類があります。また、熱帯高地は高度とともに気温が低下し、ベゴニアの仲間などが多くあります。
亜熱帯地方とは、熱帯と温帯との中間の地帯で、緯度にして20~30度の間に含まれます。年平均気温が20℃以上が4~11か月ある地域で、一般に乾燥地域が広い部分を占めますが、湿潤地域もあります。南アフリカ、オーストラリアの砂漠周辺などの地域で、ユリ科のオリヅルランやリュウゼツラン科のコルジリネなどがあります。日本でも九州南部や沖縄などが含まれ、ヤシ科のビロウなどがあります。
次回は株の選び方についてご紹介します!
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参考文献
・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物
監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会
p.131