2019年05月15日
少しずつ暑い日が増えてきて、夏を感じる陽気になりましたね(*''ω''*)
沖縄ではもう梅雨入りとニュースで言っていました!
梅雨の時期がそろそろ来るのかなと思うと少しワクワクしますね
それでは今週は施肥についてご紹介します。
●施肥の基本
施肥は空腹時に必要な食べ物に相当します。観葉植物の場合は高温期によく生育し、春~秋に新しい枝葉を伸ばしているときに肥料を十分施します。冬は生育がほとんど止まっているので控えます。また、食べすぎると腹痛を起こすように、むやみやたらに肥料を施しても逆効果で、いわゆる肥料当たりといって、多肥による被害が株に出て、ひどい場合には枯らす原因となります。そのため、用土に配合する場合や置き肥、液肥は適量を守るようにします。 肥料を施すと、葉の色つやがよくなり、株もがっちりでき、アフェランドラやアンスリュームなど花をつける種類は見事な花をつけてくれます。逆に肥料が少ないと、茎葉が軟弱で葉の色つやが悪く、花も貧弱となり、観賞価値が低下します。なお、肥料は水に溶けて根から吸収されているので、根が傷んで生育が不十分な株や、根詰まりして十分に根が活動していない株には施しても効果は少なく、逆に株を傷めてしまうこともあります。
●肥料の施し方
肥料を施す方法には、あらかじめ植え込む用土に混ぜておく元肥、生育中に施す追肥とがあります。なお、追肥には鉢土の上に置く置き肥、水やり時に肥料を水に溶かして施す液肥葉の表面に散布して養分を吸収させる葉面散布があります。
次回は肥料の種類や成分についてご紹介します。
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参考文献
・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物
監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会
p.140