2019年05月28日
気が付けば5月ももう終わりますね!
前半は寒くて、まだ、コートが手放せなかったですが、後半は凄く暑くて日中歩くのが大変でした(^_^;)
6月は梅雨の時期なので、少し涼しくなるといいなーと思います!
それでは今週は用土についてご紹介します。
●観葉植物を上手に育てる土
観葉植物だけでなく、植物を育てるもとになるものは土で、植物づくりは土づくりからともいわれています。さて、身近にいろいろな土がありますが、ほんとうによい土とはどんな土でしょうか。 よい土とは通気性がよく、水はけと保水、保肥のよい土で、有機質が含まれ、pHが5.8~6.5のものです。このような土は団粒構造になっており、手で軽く握ってもバラバラとくずれ、水を与えてもベトベトせず、いつまでも鉢に水が停滞することなく、鉢底から流れ出ます。 逆に粒子が細かく水はけの悪い土は、単粒構造となり、水を与えるとすぐに水びたしになります。このような土に植えると根が呼吸できず、根詰まり状態になって順調に育ちません。
●用土の種類
よい土づくりは身近にあるものを用いるのが最も良いのですが、最近はなかなか入手することが難しくなっているので、市販されている用土を用いて植えます。観葉植物の土として販売されているものもよいですが、いろいろな土を混ぜてつくると、種類により変えることができるので便利です。 市販されている土は赤玉土、鹿沼土、桐生砂、腐葉土、水ゴケなどのほか、パーライト、バーミキュライト、ピートモスなどもあります。これらを植物の種類により配合を変え、混ぜて利用します。配合時に稚肥や化成肥料を混ぜるとよいでしょう。
●用土の配合例
標準用土 赤玉土6、川砂1、腐葉土(ピートモス)2、稚肥1。ほとんどの種類は、この配合例でよいでしょう。 水はけを好む種類の配合例 赤玉土6、川砂3、腐葉土1。根が多肉質の種類など、水はけのよい土を好む種類に向いています。
次回は植え替えについて紹介します。
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参考文献
・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物
監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会
p.142