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2019年06月25日

観葉植物の上手な育て方~整枝・剪定②~

今週は雨の日が続きそうですね(^^;)

ジメジメして嫌ですが、紫陽花がキラキラと光るので、それを楽しみに毎日頑張ろうと思います!

紫陽花ですが、最近は母の日に使われるほど育てやすいことで注目を浴びています(*´ω`*)

色とりどりの紫陽花を見ると癒されますね。

 

それでは今週は先週に引き続き整枝・剪定ついてご紹介します。

②つる性の木本類、草本類

 主に他の樹木や岩石などに付着してつる状の幹を長く伸ばす性質の系統です。木本性にはアイビー、ツタ、カンガルーアイビー、フィカス・プミラなど、草本性にはウツボカズラ、エスキナンサス、コルムネア、シンゴニューム、フィロデンドロン、ポトス、モンステラなどがあります。木本と草本の違いはあっても、取り扱いや作業はよく似ており、栽培パターンに応じて作業を行います。

●ヘゴ立て

 ヘゴ柱やポールなどに上らせて栽培した株は、生育期に伸びすぎた枝やつるは適宜、剪定します。ただし、花も観賞する種類は、花芽のできるころやつぼみ時に剪定すると、花数を少なくするので気をつけます。

●あんどん仕立て、トピアリー仕立て

 このタイプに仕立てるには、伸びたつるを常時、整枝または誘引することが必要です。よほど不要な部分のみ、剪定します。

●吊り鉢仕立て、垂れ下げ仕立て

 吊り鉢仕立ては最近、非常に盛んです。室内、ベランダ置き場によって、また種類の性質によって、長く垂れ下がらせたり、こんもりとした形に育てたりします。 長く垂れ下がらせる場合は、整枝・剪定はほとんど行いません。短めに仕立てる場合は、やはり伸びすぎた枝やつるは先端を適宜、摘み取るようにして形を整えます。 垂れ下げ仕立ては、吹き抜けになった建築空間の2階部分にプランターなどを置き、つる性植物を植え込んで仕立てます。この場合、よほど伸びすぎたつるや根元から葉が落ちて見苦しくなったつるのみ剪定します。

③ヤシ類

 アレカシヤ、カンノンチク、セフリジーヤシなど、幹が株立ちとなるものが長年の栽培で伸びすぎた場合は、葉を切り取ったり、ときには幹を株元から切り取って、姿を整えます。時期は生育期がよいでしょう。

④コニファー類

 ゴールドクレスト、ブルーバード、スカイロケット、コノテガシワなど、針葉樹の系統です。 これらは葉と茎の区別がつきにくく、伸びすぎた部分を髪の毛をきるように、ハサミで切りそろえたくなります。しかし、そういう切り方をした枝先は、鱗片状の小葉や切り口が枯れ込んで見苦しくなります。したがって、伸びすぎた枝は幹の部分にハサミを当てるようにして、こまめに間引き剪定をします。適期は、春か初秋です。

 

次回はふやし方についてご紹介します。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物

監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会

p.145~p.146

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