2019年07月23日
先週まで涼しく、過ごしやすい天気だなと思っていましたが、今週から急に暑くジメジメした天気になってきましたね!(;・∀・)
皆さん熱中症には注意してますか?小まめに水分補給と休憩が大事みたいです。
私も小まめに水分補給しようと思います!
それでは今週は先週に引き続き、ふやし方④についてご紹介します。
③株分け
草本系の観葉植物の最も一般的な繁殖法です。株が鉢いっぱいになったもの、根詰まりしたもの、これ以上大株にしたくないものなどは、株分けと植え替えを行います。 アジアンタム、アナナス、カラテア、サンスベリア、シダ類、スパシフィラム、パンダナス、マランタ、ヤシ類など、株立ち性、つる性、半つる性、ランナーでふえるものなどがあてはまります。
●方法
鉢から抜いたら古土を落として根をほぐし、手や刃物を使って2~4株に分けます。古い根や長すぎる根以外は、なるべく根を切らないようにするのがコツです。
●適期
さし木と同時期です。気温が低温に向かう時期は、避けてください。
●鉢と用土
浅根性で横ばいになる種類は浅鉢、根が太く深く伸びる種類は深鉢と、根と株の状態により鉢の形を決めます。大きさは少し小さめを用い、植え替えのたびに大きくするほうが、最初から大鉢を用いるより好結果が得られます。 用土は、水はけと水もちがよく、腐植質に富んでいれば、だいたい合格です。最近は軽量で取り扱いが便利な用土の人気が高く、ピートモス、バーミキュライト、パーライトなどの混合土が主流になってきました。
●その後の管理
十分に根のあるものを株分けしたのであれば、すぐ通常の管理下に置けますが、弱い性質のものなどは活着するまで7~15日間は半日陰に置き、葉水をまめに与えます。肥料は10~15日後から施すようにします。
④タネまき
やし類、トックリラン、パキラなど、さし木や株分けのできない種類や、ストレリチアなどのように株分けしにくい種類、品種改良を目的とするすべての種類で行います。
●適期
基本的には高温期のほうが発芽に適した種類が多いのですが、採種したら乾燥させずに早くまくもの、逆に乾燥させしばらくしてからまくもの、発芽まで1~2年も必要なものなど、種類によってさまざまです。
●方法
覆土を深くするもの、覆土しないもの、室温よりも地温を高くしたほうが発芽率がよいものなど、それぞれの自生環境の特殊性を反映して発芽条件が異なります。しかし、家庭ではあまり行わないので、詳細は略します。
次回は病虫害の防ぎ方についてご紹介します。
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参考文献
・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物
監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会 p.149~p.150