2019年07月30日
もう7月も終わり、8月が近づいてきましたね!
夏休みも始まり、子供たちの遊ぶ声が聞こえてきます(*‘∀‘)
皆さんはどんな夏休みを過ごしていましたか?
私はひたすらセミ採りや釣り、海水浴などをしていました!
今年も釣りや海水浴に遊びに行こうと思います(^^)/
それでは今週は病害虫についてご紹介します。
植物も人と同じように、病気に侵されたり、虫に食われたりして生育を阻害され、美観を損ないます。こうした被害をできるだけ少なくするには、栽培上どうしたらよいか、不幸にも被害を受けたり、受け始めたらどうのように対応したらよいのかを考え、対策を立てましょう。
①健康に育てる
植物はよい環境下で育てれば、ほとんど病虫害を受けることなく育ちます。しかし、私たちが家庭で育てている環境は、必ずしもよいとはいえません。次の点に注意して、できるだけよい環境で健康に育てることが第一です。
●植物の性質に合った環境に置く
光線、通風、温度、湿度など、植物の種類、品種によって好む条件が異なります。できるだけ条件を合わせるような場所に置いて栽培したり、観賞するようにします。
●清潔さが大切
置き場の環境を清潔に保つことに加えて、植物体そのものも花がら、枯れ葉などが付着したまま放置せず、こまめに取り除いて清潔にします。 鉢や容器も新しいものが望ましいのですが、再利用する場合は、必ず洗ってよく乾燥してから使用します。
●栽培土は新しいものを
再利用はなるべく避けたほうが安全です。再利用する場合は、十分に土壌消毒を行い、しかも同系統の植物には使用しないように注意します。
●きめ細かな栽培管理
水やり、施肥、剪定、植え替え、株分けなど、適期、適量を守り、的確に行うことが、植物の健康のもとになります。
●病害虫をもち込まない
園芸店、花店で求める株にも、病害虫が発生していることがあります。
②病気の予防と発見
植物が健康に育つようにいくら努力しても、四季の気候の変化、植物の性質の強弱などによって、病気の発生をゼロにすることは困難です。そこで、病気の予防と発見が大切になります。
●予防
毎年同じような気候のとき、どのような病気が発生するか、およそ見当がつく場合には、予防対策を行います。梅雨時の花腐れ病や黒点病、高温多期のうどんこ病や軟腐病など、事前に通風をよくしたり、薬剤を散布して対応します。
●発見
植物に種類や品種が多くあるのと同じように、病気の種類はいろいろあり、同じ病気でも初期と中期では症状が違うものもあります。いずれにせよ、日ごろからよく観察し、早く異常に気がつくことが大切です。 異常を発見したら、まず病名を知ることです。実物を持参して専門家に診断してもらうのが第一、参考書などで、自分で調べるのが第二の方法です。病名がわかったら、一日延ばしにしないで、すぐに薬剤散布などを行います。
次回は病害虫②についてご紹介します。
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参考文献
・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物
監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会 p.151~p.152