2019年08月20日
お盆休みも終わり、また一週間が始まりましたね(*''ω''*)
まだまだ仕事モードになかなかならないかもしれませんが、気合を入れて頑張りましょう!
今週は雨も降るようなので、少し涼しくなると良いですね(^^)/
それでは今週は先週に引き続き冬越し②についてご紹介します。
③ハードニングと冬越し管理
同じ種類、品種の植物でも、栽培管理のやり方次第で、耐寒温度に違いがことがあります。多少の環境の変化や温度変化にあっても、植物が耐えられるようにすることをハードニングといいますが、冬の間中ハードニングを行って管理すれば、多くの植物がかなりの低温下でも冬越しできるものです。秋になって低温期が近づいたら、実際には次のような点に留意して管理します。
●肥料
リン酸とカリを中心にしてチッ素分を減らし、低温期には肥料施さないようにします。つまり、多少やせ気味に育てたほうが耐寒性は強くなります。
●水やり
気温の低下とともに植物の水分要求量は減りますが、さらに乾かし気味にするように心がけます。特に夕方の水やりなどは控えたいものです。
●日当たり
室内に取り込んだとき、日当たりが急に悪くなるケースが良くあります。面倒でも5~7日の時間をかえ、徐々に日照時間を減らしてやることです。木本性広葉樹など(ベンジャミンゴム、ディジゴセカなど)は、これで急なを防ぐことができます。
●温度
植物の耐寒温度近くに気温が下がるまでは放置しておき、以後は室内に取り込んだり、加温をするなど、少し高温の場所へ置きます。 以上のようなハードニングを行った株は、冬越し期間中に障害が出なかったり、出ても軽微なことが多く、管理がたいへん楽な状態で冬越しできます。
次回は夏越しについてご紹介します。
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参考文献
・NHK趣味の園芸 新園芸相談⑨ 観葉植物
監修:小笠原亮 尾崎章 編集:日本放送出版協会 発行:日本放送出版協会 p.154