お知らせ

2019年10月29日

観葉植物の紹介~シダ・ソテツの仲間⑥~

最近は寒い日や暖かい日が交互にきているので少し服装に悩みます(;・∀・)

寒いのは苦手ですが、冬はお鍋がおいしくいただけるので、早く寒くなってほしいです!

今年はどんな鍋を食べようかな・・・

 

さて、今週もご紹介します!

 

●フウチソウ

 別名キンウラハグサと呼ばれます。本州中部の太平洋岸原産の植物になります。葉の表のように見えるのは実は葉の裏であり、ウラハグサの和名もそのような形態的特徴から付きました。その別名がフウチソウであり、斑入り品種は「斑入りフウチソウ」とでもいうべきで、キンウラハグサの和名があります。春の芽出しから冬の紅葉まで楽しめます。

管理のポイント

 終日の強光は葉焼けを起こすので、午後の日を避けられる置き場が理想です。5~6月に芯の芽を引き抜いて育てると葉が短くまとまります。冬越時は乾燥ぎみでよいが、乾かしすぎに注意が必要です。植え替えは数年に一度です。

●ピレア

 熱帯から暖帯に役250種が自生する、多くは多年草です。ピレア・カディエレイは本属を代表するものだが、ピレア・ヌムラリフォリアやピレア・インボルクラタ温室のグランドカバーや鉢物にされる。また、葉に斑模様を持つムーンバレーやシルバーツリーなどはミニ観葉で流通します。

管理ポイント

 ピレア・カディエレイに準ずる。明るい室内でよく育つが、弱光にも耐え、温室などでは棚下や植え込みの根締めに使われます。冬は乾燥ぎみにして5~8℃で冬越可能です。

●ピレア・カディエレイ

 別名アルミニウム・プランツと呼ばれます。ベトナムが原産の植物です。葉には銀白色の斑模様が入り、アルミニウム・プランツの名前で知られます。ピレア属を代表する植物です。観葉植物として栽培されるのは矮性品種のミニマが多く、基本種の栽培は少ないです。基本種は葉長5~8㎝、節間が長く草丈はときに50㎝を超えます。ミニマは葉長3~5㎝、節間が短いです。

管理のポイント

高温多湿、半日陰を好むが、寒さ以外にはよく耐える丈夫な観葉植物です。明るい室内に置いて、冬は乾燥ぎみに管理します。繁殖は5~9月に挿し木によります。

●ソレイロリア

 別名ヘルキシネ、アイリッシュモス、ベビーズテアーズと呼ばれます。地中海西部の島々、イタリア原産の植物です。1属1種であり、旧属のヘルキシネの名前やアイリッシュモスの英名で流通しています。茎は細く地際をはうようにして伸び、1~2mmの小さな葉が株全体を覆うようにつきます。基本種は明緑色の葉を持つが、園芸品種には黄緑色や斑入りもあります。

管理のポイント

 高温多湿、半日陰を好みます。葉肉が薄く、蒸れや乾燥に弱いです。直射を避けた室内で空気の乾燥に注意し、ときどき霧吹きを行うと元気に育ちます。過湿にならないように水やりをします。

●エスキナンツス

 熱帯アジアを中心に自生する約100種を含む着生植物で、亜低木または半ツル性です。花の美しい原種が多く、エスキナンツス・ロビアヌスやエスキナンツス・スペキオスス、エスキナンツス・ヒルデブランディーなどが従来から栽培されます。最近は枝が伸びない品種もあり、また欧米では多くの新品種が生まれています。

管理のポイント

 花を咲かせるには光が必要です。明るい室内で管理し、ときどきは戸外で日光浴や葉水を与えます。春から秋までは戸外で管理すると元気に育つが、夏の強光に当てると葉焼けしやすく、遮光あるいは半日陰に置きます。

 

次回はシダ・ソテツの仲⑦の紹介をします。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行

p.35~p.40

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