お知らせ

2019年11月19日

観葉植物の仲間~シダ・ソテツの仲間⑨~

先週、今季初めての鍋をしました(*´ω`*)

キムチ鍋をしましたが、予想以上に辛くしてしまったので、唇がヒリヒリしましたがとても美味しかったです!

スーパーに行くと様々な鍋の種類があるので、いろんな味を楽しもうと思います。

 

それでは今週もご紹介します。

 

●パピルス

 別名カミガヤツリと呼びます。北アフリカから熱帯アフリカ原産です。湿地性の植物で、ナイル川の河口付近にこの植物の自生があり、エジプト文明の発明の一つ、パピルス(紙)の材料とされました。非耐寒性の常緑草本で、草丈はふつう2m前後だが、自生地では5mほどに伸びます。鉢物では1~1.5mの矮性品種も出回っています。

管理ポイント

 鉢植えのまま池に沈めたり、腰水による水やりで元気に育つが、水切れにも強く、他の観葉と同様の水やりでも問題ありません。戸外または明るい室内で管理し、冬は室内に取り込みます。株分けは春から夏に行います。

●シペラス

 田畑家の雑草として有名なカヤツリグサの仲間で、熱帯から温帯にかけて約600種が自生します。パピルスはこの属を代表する植物だが、ほかに、シペラス・イソクラドゥス(ハスパン)やシペラス・アルテルニフォリウス(シュロガヤツリ)、シペラス・アルボストリアツスなども鉢物に利用されます。

管理ポイント

 シペラス属のものは乾燥地から湿地までは広く自生するが、鉢物にされるのはいずれも湿地性の植物で、ハイドロカルチャーやテラリウムに向いてます。管理はパピルスに準じ、施肥は月に1~2回、薄めの液肥を施します。戸外または明るい室内に置きましょう。

●スキルプス・ケルヌース

 別名フサハリイと呼ばれます。西インド諸島原産です。ホタルイやシマフトイの仲間です。湿地に自生する常緑の多年草で、原産地のほかに欧州などに一部帰化しています。細い針金状の茎はゆるく垂れ下がり、夏以降に小さな白い花穂をつけます。茎の長さは20㎝ほどです。株元を束ねた鉢物がポニーテールの名で流通します。

管理ポイント

 明るい室内に置き、水を切らさないことがポイントです。腰水による水やりでも問題なく生育します。施肥は特に必要なく、多肥は禁物です。耐寒性は強く、おそらく戸外でも超冬します。株分けで繁殖します。

●ベアーグラス

 別名フイリヒカゲスゲと呼ばれます。日本原産の植物です。切り花に利用するグリーンに同じ名前で呼ばれるものがあるが、それは全く異なる植物です。本種はわが国の森林の縁などに自生するヒカゲスゲの斑入り品種で、常緑の多年草です。4~5月に穂状花序を出すが、観賞価値は乏しく、中助に沿った乳白色の斑が美しいです。

管理ポイント

 強光に当てると葉焼けしやすく、明るい室内、または戸外の半日陰で管理します。耐寒性は強く、花壇のボーダー植えなどにも利用可能です。暗所に長く置くと徐々に株が弱まり、また極度の水切れを嫌います。

 

次回はシダ・ソテツの仲⑩の紹介をします。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行

p.53~p.57

 

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