お知らせ

2019年12月10日

観葉植物の仲間~シダ・ソテツの仲間⑫~

今月は忘年会シーズンで、飲み会が多いと思いますが、皆さん体調は大丈夫でしょうか。

飲んだ翌日に豆腐のお味噌汁を飲むと体の調子が回復しますよ!

ちなみに私は途中からこっそりソフトドリンク飲んでます(*´ω`*)

 

それでは今週もご紹介します。

●カラテア・ランキンフォリア

 別名カラテア・インシグニスと呼ばれます。ブラジル原産の植物です。非耐寒性の常緑草本で、地上には葉がけが立ち上がります。葉表は淡緑色地に濃緑色の斑模様が矢羽根状に入り、葉裏は濃紫紅色です。葉は直立ぎみに出て、草丈は60~80㎝です。以前はカラテア・インシグニスの名で盛んに栽培され、観葉を代表する植物だったが、最近は生育が減少ぎみです。

管理のポイント

 高温多湿を好みます。晩春から初秋までは、強い日ざしを避けた戸外や室内に置き、秋から冬は明るい室内で管理します。耐寒性は強いほうではないので、冬の間は空中湿度を高く保ち、鉢土は乾燥ぎみに管理します。

●カラテア・マコヤナ

 別名ゴシキヤバネバショウと呼ばれます。ブラジル原産の植物です。カラテア・ランキフォリアとともにカラテア属を代表する植物です。葉は淡緑色地に濃緑色の矢羽根状の斑紋を持ち、若葉は紅色を帯びます。草丈は30~40㎝です。柔らかな草姿と色彩から今も人気が高く、寄せ植えなどに多用されます。

管理のポイント

 カラテア・ランキフォリアに準じます。耐寒性は弱く、できれば10℃以上に保ちたいです。5~9月までが生育適期で、多湿を好み、空気の乾燥には弱いです。暖房や冷房のきいた部屋では、霧を吹くなどして加湿するとよいでしょう。耐陰性はきわめて強いです。

●カラテア

 熱帯アメリカに約100種が自生する常緑の多年草です。カラテア・ゼブリナはやや大型で、基本種は葉裏が紫紅色だが、葉裏が緑色のフミオールの栽培が多いです。鮮桃色の綿条班が特徴のロゼオリネアタはカラテア・オルナタの品種です。カラテア・ロウイセーはやや地味だが、斑入り品種にエンペラーがあります。

管理のポイント

 多くは高温性で耐寒性は弱く、種類によっては空気の乾燥にも弱いです。耐陰性には優れます。腐植質に富んだ土を好み、株分けで繁殖します。

●クテナンテ

 高温性の常緑草本です。茎が短く葉が根出する系統と、葉が立ち上がる大型の系統があります。前者ではクテナンテ・オッベンヘイミアナとその斑入り品種が代表的なものであり、後者ではクテナンテ・ルベルシアナの品種ハッピードリームや欧州から最近導入されたグレースターをよく見かけます。

管理のポイント

 他のカラテア類と同様な管理で大丈夫です。すなわち、明るい室内に置き、極度の乾燥や強い光を避けます。茎の立ち上がる種では、茎の先にある子株を切り取って挿し木をすると繁殖も容易にできます。茎の立ち上がらない種ではもっぱら株分けで繁殖します。

 

次回はシダ・ソテツの仲⑬の紹介をします。

 

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お待ちしております!

 

参考文献

主婦の友生活シリーズ 観葉植物ポケット図鑑

編集人:田淵増雄 発行人:上原嚴 発行所:株式会社主婦の友社 平成6年7月発行

p.72~p.76

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